岐阜県の百々ヶ峰に緊急対応訓練に行ってきました。
最近には珍しく天気がもって、予定の完遂された行事となりました。
前半は展望東屋で救助訓練。
3人パーティのうち一人が斜面を滑落、歩行は可能だが、自力で登山道に戻れないという想定。
3組に分かれて、細引き×1と、人数分の個人装備のカラビナ×3、スリング×3を使った、救助の訓練を3チームで実践学習しました。支点から懸垂下降で救助に向かうパターンと、支点からロワーダウンで救助に向かうパターンを、役割を入れ替えて、それぞれの役割で練習しました。下降方法が変わると、要救助者へ到達したとき使える装備が変わることを学びました。
次に3倍力システムの体験を行いました。要救助者1人を直接ザイルで引いてみる(1倍力)、支点のカラビナを介し、プルージックを使った2倍力、さらにカラビナを1つ追加した3倍力を体験しました。
また、プルージック×2とスリングのアブミを使ったロープ登高。細引きを使い、一人で立木つたいに行う懸垂下降を学びました。
もっとロープワークを練習せねばと思いました。
後半はふもとのキャンプ場まで下山し、要救助者の緊急の運搬方法を学びました。
1つはザックを天地逆にして要救助者を背負うやり方、救助者のショルダーハーネスをスリング等で内に引き締めると、思ったより楽に背負うことができました。2つ目はザイルをハンモック状に編み担架にして、要救助者を運んでみました。要救助者として、運ばれてみましたが、編むのに時間がかかり、運搬には人手もかかりますが、手足を固定されると意外に快適に搬送されたのでした。3つ目は空のザック2つをカラビナで連結し担架にする方法です。この方法で救急隊に引き渡した場合、残りの行程をザック2つ失った状況で荷を運ぶことになるので、その時の為にもザック内側のビニール袋は必携であることを学びました。
最後に、ツェルトの張り方を、立木にロープで張る方法。ポールとガイラインでペグダウンする方法を実践しました。
標準の装備でも緊急時にいろいろできることを学びました。ただ持っているだけではもったいないので、時々思い出し、手を動かしてみるのが大事だと思いました。 |